高収入バイトである風俗業には、さまざまな業種があります。
風俗のことをまったく知らない方でも、ソープやデリヘルという言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか？でもその違いはあまりよく分からないという人も少なくありません。
デリヘルはヘルスという業種のひとつで、他にはホテヘルやファッションヘルス（箱ヘル）があります。ヘルスサービスというお仕事内容は同じですが、その業態はそれぞれ異なるのです。
今回はデリヘルについて詳しくご紹介していきましょう。

目次

• デリヘルってどんなお仕事？
• デリヘルの基本的なお仕事の流れ
• もっと詳しく！プレイの時間配分の目安
• オプションプレイって？
• デリヘルのお給料の目安
• デリヘルのバック率とランクアップについて
• 本番行為は絶対禁止！
• まとめ

デリヘルってどんなお仕事？

デリヘルとはデリバリーヘルスの略で、派遣型ヘルスのこと。デリはデリバリーを意味しています。風俗嬢を目的地までデリバリーするというイメージですね。店舗型であるファッションヘルスとは違い、店舗は持たず受付だけ存在する無店舗型の風俗店になります。

ラブホテルやシティーホテルなどだけでなく、お客様の自宅でサービスを行うこともあります。移動はお店のドライバーに送迎してもらう場合がほとんどですが、近場の場合は自分で移動することもあります。最近は電車で移動して交通費を女性に付けてくれるというお店もあります。

デリヘルのメリット

• 店舗数が多く、数あるお店の中から選択できる
• ホテル利用の場合は部屋がキレイ
• 店舗型よりコース時間が比較的長め
• 24時間営業のためスキマ時間に働ける
• 送迎がある（店舗による）

デリヘルのデメリット

• スタッフが近くに居ない
• 店舗型と違って移動時間がある
• 自宅の場合は部屋が汚いケースがある

風俗業界ではデリヘルが主流となっていて、男性からの需要がとても高い業種です。利用客数も年々増加しているので、高収入バイトを考えている女の子から最も注目されている風俗業でもあります。

また、風営法の関係で新規にお店を出すことができない店舗型と違い、デリヘルは年々お店の数が増えており、働ける場所が全国どこにでもあります。そのため、働く環境の選択肢が多いのも特徴のひとつ。24時間営業が可能なため、夜中～朝方までなどすきま時間に働くことができるのも魅力的です。

お客様のご自宅に派遣されるケースもあったり、店舗型のようにスタッフが近くに居るわけではないデメリットがあるものの、その人気は衰えることはありません。

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デリヘルの基本的なお仕事の流れ

デリヘルの基本的なお仕事の流れは、『待機→移動→シャワー→ヘルスサービス→シャワー→移動→待機』となります。

1）出勤・待機

まずは事務所に出勤します。基本的には集団待機が多いですが、個室待機のお店もあります。また、お店によってはカフェや自宅などでの待機をOKとしているケースも。

ほとんどのデルヘル店は自由出勤制です。出勤日や1日の勤務時間は、自分自身の都合が良い日程を事前にお店に伝えればOK。だいたいは1ヶ月分や1週間分などある程度の希望シフトを提出することが多く、相談・融通が利きます。

ただし、当欠（当日欠勤）や無欠（無断欠勤）はNG！お店にもお客様にも迷惑がかかり、今後のお仕事にも影響します。シフト変更がいつまでなら可能かはお店によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

2）移動

お客様から指名が入ったら、お客様の元へ向かいます。デリヘルの場合、基本的にはドライバーと呼ばれる人がお店に居て、車でお客様のご自宅や指定のホテルまで送ってくれます。
お店によって、近場の場合は電車など自分で移動をすることもあります。

3）お客様の元へ到着

お客様と会ったら笑顔で挨拶をしましょう。「本日はお呼びいただきありがとうございます♪」など、明るく選んでいただいたことのお礼のご挨拶をすると良いでしょう。

疑似恋愛を求める男性がほとんどです。あなたのキャラにもよりますが、彼女が遊びに来たというような雰囲気作りをするのもひとつの手段です。

4）インコール・精算

インコールとは風俗の業界用語です。指定場所に到着したら、その旨をお店に連絡します。
その際、お店のスタッフから「〇〇〇〇〇円いただいてください」など清算金額を伝えられます。この時点で精算を行いましょう。

基本は女の子がお客様からご利用料金を受け取りますが、お店によってはドライバーが精算する場合もあります。また、女の子が到着してからコースを決めるシステムのお店も。
いずれも入店するお店のシステムを事前に確認しておきましょう。

5）タイマーをセットする

プレイ中に何度も時計を確認するなんて無粋なことはNGです。
お客様は疑似恋愛を楽しみたいと思っている方がほとんど。サービス中はプレイに集中するのが基本です。

そのため、最初にコース時間に合わせてタイマーをセットします。
ただし、コース終了時間にいきなりタイマーが鳴ってしまうと、シャワーを浴びる時間がなくなります。終了時間の5～15分前にセットすると良いでしょう。

6）まずは軽いコミュニケーションから

たとえ即尺のオプションをつけていても、さっさとプレイしよう！というお客様はほとんどいません。まずは軽いコミュニケーションを取りましょう。話好きの男性なら軽く相づちを打ちながら聞き役に徹すればOK。もし口下手な男性だったら、こちらから話題を振ってあげるようにしましょう。

よくある使える話題

• 天気の話
• 話題になっている話
• お客様の趣味の話
• 服や髪型などお客様を褒める
• 好きな食べ物
• 映画の話
• 音楽の話
• スポーツの話

など、話題に困ったら参考にしてみてくださいね。
※政治・選挙・宗教などの話題はしない方が吉。

7）プレイ前のシャワー

プレイに入る前にシャワーを浴びます。一緒にシャワーを浴びるのが基本です。シャワーもプレイのうちなので、業務的にならないように、イチャイチャとした恋人同士のような楽しい時間になるようにしましょう。

• 適温のお湯で体全体を濡らす
• 泡立てたボディーソープで全身をまんべんなく洗う（指・脇・アナルなども忘れずに）
• 性器はグリンスという消毒液が入ったソープで洗います
• イソジンでのうがいも忘れずに
• 全身をバスタオルで拭き、腰に巻いてあげる
• お客様に先に出てもらい部屋で待ってもらう
• 自分自身も軽くシャワーを浴びる（お客様を待たせないよう軽く流す程度）
• バスタオルを巻いて部屋に向かいます

※プレイ前のシャワーはお客様をしっかり洗う、プレイ後は自分自身をしっかり洗う、と覚えておくと◎

8）ベッドプレイ開始

ベッドへ向かい、お客様にヘルスサービスを行います。
基本的なプレイ内容は下記のとおりです。

• 裸になる
• キス
• 全身リップ
• 手コキ
• フェラ（フェラチオ）
• アナル舐め
• 69（シックスナイン）
• 素股
• 口内発射

お店によって基本プレイの内容は異なります。どのような内容か事前にチェックしておきましょう。

9）タイマーが鳴り、残り時間をセット

コース時間終了の5分～15分前など、最初にセットした時間にタイマーが鳴ります。忘れずに残り時間をタイマーでセットしましょう。

10）プレイ後のシャワー

プレイ後も軽くシャワーを浴びます。ローションを使った場合、少し熱めにすると落ちやすいですよ。

11）退室・アウトコール

アウトコールも風俗の業界用語です。コースの終了時間になったらお店に連絡をし、お仕事が終了したことを伝えましょう。
お客様にお別れの挨拶をします。この際も恋人同士のような雰囲気になるよう心がけましょう。「今日はありがとうございました♪」など、笑顔で恋人同士のようにお別れができたらベストです。

12）移動

ドライバーが迎えに来ているので車に乗りましょう。次のお仕事が入っていればそのまま次のお客様の元へ、なければ一度待機室に戻ります。

13）給与受け取り・退勤

お給料は日払いがほとんどで、その日のうちに手渡しで支払われます。勤務時間が終了したら、帰る前に事務所スタッフからお給料を受け取りましょう。

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もっと詳しく！プレイの時間配分の目安

実際にデリヘル嬢がお部屋に入ったあとの時間配分について、目安をご紹介しておきます。
ご新規のお客様は60分コースを選ぶことが最も多いです。ここでは60分コースを例に流れを見ていきましょう。

【5～10分】タイマーセットと軽いコミュニケーション

最初にコース時間をオーバーしないようにタイマーをセットしたら、お客様がリラックスできるように軽いトークで和ませましょう。

【5～10分】シャワータイム

消毒用のボディーソープでお客様の全身を洗います。この時、歯磨きとイソジンでのうがいも忘れず、お口の中も清潔にしてもらいましょう。
ロングコースの場合は一緒に湯舟に浸かることもあります。
お客様の全身をバスタオルで丁寧に拭いてあげましょう。

【30～40分】ヘルスサービス

お客様から特に要望が無ければ自由にプレイしてOKです。お客様の好みに合わせて攻めたり受け身になったりと、臨機応変に対応しましょう。
恋人気分を楽しみたいお客様も多いので、プレイ後のピロートークも忘れずに。

【5分】プレイ後のシャワー

汗やローションなどをしっかり洗い流します。少し熱めのお湯だとローションが落ちやすいですよ。

【5～10分】お別れの挨拶

次もまた指名してもらえるように、名刺を渡したり今後の出勤日時を伝えたりしてアピールをしましょう。もちろん笑顔や愛想も忘れずに。

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オプションプレイって？

オプションは、基本プレイとは別に用意されているサービスで、お客様はオプション（追加料金）を支払うことでサービスを受けることができます。着衣・道具・コアなプレイなど、お店によって多種多様なオプションが用意されています。

＜よくあるオプション＞

コスプレ

制服や水着などを着用してのプレイ

パンスト破り

パンストフェチのお客様が女の子の履いているパンストを破くプレイ

ノーパン・ノーブラ待ち合わせ

デリヘルの待ち合わせ時に女の子にノーパン・ノーブラで来てもらう

ごっくん

口内に射精後、女の子に飲み込んでもらう

聖水（放尿）

女の子がおしっこをするところをお客様が見るプレイ

ポラロイド撮影

プレイ中にポラロイドカメラで女の子の写真を撮ります（顔や性器はNGなど女の子自身が決められます）

AF（アナルファック）

女の子のアナル（お尻）に男性器を挿入するプレイ

3P

同じお店の他の女の子と3人でプレイする

基本的にはオプションのOKやNGを設定しておくことが可能です。ただし、オプション料金は100％女の子のお給料になることがほとんど。できることが多い方が稼ぎやすいかもしれません。

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デリヘルのお給料の目安

デリヘル嬢として働くと、一体いくらくらい稼げるのでしょうか？
デリヘルの一般的な勤務時間は1日6～8時間ほど。1日2～3時間のすきま時間だけ働く女の子もいれば、10～12時間がっつり働くという女の子もいます。

格安店・大衆店・高級店などお店によって異なりますが、空いた時間だけ風俗バイトをする大学生や副業として働く方でも、月に平均20～40万円ほど稼いでいるようです。

＜お給料＞
お客様1人につき、5,000～10,000円前後＋指名料＋オプション代となります。
お給料は日払いでその日のうちに支払われることがほとんどです。

＜接客時間＞
お客様1人あたり60～120分が主流です。

＜日給の相場＞
お茶引き・ボウズでない限り、平均3～5万円くらい。
※お茶引き・ボウズとは･･･お客様がつかず暇な状態のこと

どのくらい稼げるかは、1日に何時間働けるか、月に何日出勤できるかによって違ってきます。デリヘルのバック率も良い方なので、積極的に出勤してお客様を獲得することができれば、かなりの高収入が望めるでしょう。
しかし、デリヘル嬢は完全歩合制です。指名客やフリー客がつかなければ、出勤しても収入はゼロなんてこともあります。そのため、一度接客したお客様が次も指名してくれるよう、1本1本のお仕事を丁寧に行うことが大切です。

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デリヘルのバック率とランクアップについて

ほとんどのデリヘル店では女の子がランク付けされており、指名がどんどん入る女の子はその分どんどんランクアップしていきます。ランクが上がるとバック率も上がる仕組みで、最初は5割だったバック率が最高で8割まで上がったりします。バック率はお店によって異なりますが、大体は5～8割のお店が多くなっています。
コース時間が長いほど料金が高くなるため、女の子へのバック金額も高くなります。そのため、60分コースだと4本入らないと稼げない額が、90分コースだと2本で稼げたりするのです。デリヘルはお客様のご自宅に呼ばれることも多く、恋人同士のようなお家デート感覚を楽しみたいというお客様も少なくありません。日常会話を楽しんだり、映画鑑賞をするという方もなかにはいます。そのため120分コースを選ぶお客様も。

出勤日時を増やして頑張れば頑張るほど、確実にお給料がアップします。でもプライベートや生理痛・体調不良などで出勤できない日もあるので無理は禁物ですよ。当欠や無欠はお店にもお客様にも迷惑がかかり、人気や指名にも影響します。無理なく可能な範囲でシフトを入れるようにすると良いでしょう。

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本番行為は絶対禁止！

ソープ（ソープランド）を除き、デリヘルを含むすべての風俗店は本番行為（挿入プレイ）は法律で禁止されています。お客様も禁止であることは分かっていますし、予約時に店舗スタッフが禁止であることを説明します。冗談であれ「本番させて」などと言われたらキッパリ断りましょう！優しく言っても聞かない、強要してくるような場合は、その時点でプレイを切り上げてすぐにお店に連絡をしてください。

特にデリヘルは、店舗型と違いスタッフがすぐ近くにいないというデメリットがあります。お店側も不測の事態に備えて、送迎ドライバーをデリバリー先の近くに待機させていますが、どうしても対応がワンテンポ遅れてしまいます。
とはいえ、スタッフを呼び出すような大きなトラブルは滅多にないので、あまり深刻に考えすぎないようにしましょう。

盗聴・盗撮されやすい

もうひとつ注意したいのが、お客様による盗聴・盗撮･･･いわゆる『隠し撮り』です。
デリヘルの場合は、お客様のご自宅で接客するケースもあるため、事前に隠しカメラを仕込まれると女の子はなかなか気づくことができません。お店側もこうした盗聴・盗撮行為に警戒していますが、やはり隠し撮りされるリスクはゼロではありません。

お客様が不審な行動をしているときは即刻サービスを中止してお店に連絡しましょう！

また、お店によってはこうした隠し撮りを見抜く方法、気をつけるポイントなどを講習している場合もあります。気になる点があればスタッフに事前に聞いてみると良いですよ。

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まとめ

いかがでしたか？
今回はデリヘルのお仕事内容について詳しくご紹介してきました。
デリヘルの基本的なプレイは比較的簡単な内容なので、風俗未経験の女の子でも働きはじめやすいのではないでしょうか。恋人気分で楽しくお客様と接すること、デリヘルのお仕事を楽しむことが大切になります。

今回ご紹介した内容はデリヘルの基本的な流れです。お店によってコンセプトがあり、コンセプトによってプレイ内容も異なります。自分自身に合ったスタイルのお店を探すことが重要になるでしょう。またヘルスは、デリバリー型・ホテル型・店舗型によってお客様層やお客様が来る時間帯が違います。自分自身が働ける・働きやすい時間帯なども考慮すると働きやすさにも繋がるのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてくださいね。