セクキャバってどんな業種?お仕事内容などについて詳しくご紹介!

乾杯する男女

風俗で働きたいけど性病が怖い、フェラチオや素股などに抵抗がある、という女の子におすすめなのはセクキャバと呼ばれるお仕事です。

セクキャバは気軽に楽しめると男性にとても人気です。しかし女の子にとっては、セクキャバのお仕事内容などがよく分からない・・・という人も多いでしょう。

今回は、セクキャバがどんな業種なのか、お仕事内容などを詳しくご紹介いたします。

目次

セクキャバとは

男性を抱きしめながらこちらを見る女性

セクキャバはセクシーキャバクラの略称で、おっパブ(おっぱいパブ)、セクシーパブ、サロンとも呼ばれている風俗店です。
他にも色々な別名があり、北海道のすすきのでは「キャバクラ」がセクキャバを指し、いわゆるキャバクラは「クラブ」と呼ばれています。関西(特に大阪)では「ツーショットキャバクラ(2ショット)」と言います。ただ、お客様である男性はほとんどの方は「おっパブ(おっぱいパブ)」と呼んでいます。

セクキャバと2ショットは同じ

前述したとおり、この2つの呼び方は業界的には同じ意味です。
主に関西方面で2ショットと呼ばれる理由は、2009年に大坂の風俗案内所でセクキャバの紹介が禁止になったためです。「セクキャバ」のままでは風俗案内所で紹介してもらえないため、ほとんどのお店がツーショットキャバクラ・2ショットキャバクラと称して営業するようになりました。呼び方が変わっただけで、サービス内容は同じです。

セクキャバとキャバクラの違い

キャバクラは基本的にお触り禁止で、女の子と楽しくお酒を飲むのが目的のお店です。
当然エッチなハプニングなどはありません。接待で使われることもあり、豪華な店内やきれいなドレス姿の女の子たち、そのすべてにお金がかかっているので席料やお酒の値段がお高いです。

比べてセクキャバは、お酒は二の次で飲み放題のお店もあります。
目的はイチャイチャすることなので、女の子と密着しておっぱいのタッチもOKです。サービスタイムやハッスルタイムがあるお店では、時間になると女の子がお客様の膝の上にまたがるセクシーなハプニングもあります。値段も時間制で前払いのケースも多く、キャバクラよりは安心価格です。

いちゃキャバとの違い

セクキャバといちゃキャバは、サービスの中身が違います。
イチャイチャしながらお酒が飲めて、上半身にお触りができるのセクキャバと同じですが、基本的にお触りは服の上からのみOK

サービス内容がソフトなので、その分コスプレやミニスカなど衣装にこだわったいちゃキャバ店も多いです。王様ゲームなどみんなでワイワイ楽しめるようなお店もあるので、友だちと一緒に合コン気分で楽しみたいという男性もいます。

ランジェリーパブとの違い

ランパブの略称で呼ばれるランジェリーパブは、下着姿の女の子が接客するお店。
ただし、基本的にはお触り禁止です。普通のキャバクラのようにお酒を飲むだけのお店もあれば、軽くならお触りOKのお店もあるようです。
しっとり飲む系のお店もありますが、最近はワイワイ系のランパブが増えています。

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セクキャバのお仕事内容

グラスを持ったドレスの女性

セクキャバの基本プレイには、お客様の膝の上に乗って対面座位状態での胸(乳房・乳首)へのタッチ、胸を舐められる、キスをするなどのプレイが含まれています。

対面座位とは
男女がお互い向き合って座る体位のこと。
女の子がお客様の膝の上にまたがって乗っている状態です。

お客様とのキスは、軽いキスだけでなく濃厚なディープキスもするのが特徴。上半身はすべて脱いだ状態での接客なので、お客様に抱きつかれたり、肌を触られたり、舐められたりすることになります。これは、どのセクキャバ店でも必須のサービスです。

ピンサロではお客様を手コキやフェラ等で射精させるサービスがありますが、セクキャバではそういった行為は禁止されています。ただヌキが無いだけで他の部分はピンサロと似たような接客のため、ピンサロと混同されやすいのです。

また、お店によっては指入れOKのところもありますし、女の子はお酒を飲まなくて良い・飲んではいけないというケースもあります。

どこまでお触りされる?

セクキャバはおっぱいを触られることがメインですが、お店によってサービスの範囲がことなります。ハッスルタイムのみお触りOKのお店もあれば、常にお触りOKでハッスルタイムでは生肌を触れる、というシステムのお店もあります。

ディープキスはほとんどのお店でありますが、なかにはキスNGでも良いお店もあります。サービスが過激なお店では、お客様から女の子への指入れまでOKとしているところも。

お店によってかなり範囲が異なるため、事前にきちんとお店に確認することが大切です。もしお店からの情報だけでは不安な場合は、ネットで男性の口コミを探してみると良いでしょう。「こんなことまでできた」と過激なことが書かれていたら、そのお店のサービス内容はハードな可能性が高いと言えます。

他の風俗業との違い

セクキャバでは、お客様の性器を女の子から触ることはなく、お客様がズボンを脱ぐこともNGとされています。そうした点が他の風俗業と違っており、基本的には女の子の下半身へのお触りも禁止されています。
ただし、ハッスルタイムではOKだったり、そもそも基本プレイで指入れありとしているお店もあるので、お店選びの際はご注意ください。

下半身へのお触りを禁止しているお店なのにお客様が触ろうとしてきた場合は、きっぱりと断るようにしましょう。お酒が入った状態で来店される方も多く、ノリと勢いで・・・というケースもあります。それでも強要してくる場合、すぐにスタッフを呼んで出禁にしてもらうなど対処をしてもらいましょう。

しかし指名を取りたいがために、この禁止行為を行う女の子もいます。
下半身をわざと触らせたり、本番行為までしてしまうなんてことも。このようなことをしてしまうと、ネット掲示板で「〇〇ちゃんは下半身を触らせてくれる」「本番できる」などと書き込まれてしまい、過激な要求をするお客様が増えることにも繋がります。

本番行為は法律で禁止されていますし、お店をクビになるだけでなく法的にも罰せられます。絶対に行わないようにしましょう。ほとぼりが冷めて他のお店で働こうとしても採用されないなど、この業界から干される可能性も高いです。

セクキャバの営業時間

セクキャバのオープン時間はお店によってバラバラです。
午前中からオープンしているお店(朝キャバ)もあれば、お昼の時間帯からオープンしているお店(昼キャバ)もあります。

主婦の方は日中の空いている時間を活用したり、昼職がある方は夜からなど、自分自身のライフスタイルにあわせてお店やシフトを選ぶと良いでしょう。ただし、お客様もお仕事終わりに来る男性の方が多いため、稼ぎたい女の子は18時以降に出勤するのがおすすめです。

オープン時間はバラバラですが、営業終了時間は風営法によって24時までと決められています。立地にもよりますが、ラストまで働いて終電で帰るということも可能です。

セクキャバのお客様層

セクキャバに来店するお客様は、30~50代のサラリーマンが中心です。
若者やお年寄りの男性は少なく、大人の遊び場であることがお客様層からも分かるでしょう。

時間帯で見るお客様層は、夜は酔っている状態で来る方が多いです。飲み会などの後に友人や同僚など仲間のノリやお酒の勢い、自分へのご褒美として来られるのが理由と言えます。

酔っ払い客の接客をするときは、稀にダル絡みされたり悪口を言われたり怒鳴られることも。精神的にツライですが、お仕事だと割り切って接客すれば、逆に何度も通ってくれる常連さんになるパターンもありますよ。

でもあまりに酷い場合は我慢せず、すぐにスタッフに言って対処してもらいましょう。

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セクキャバの基本的な接客の流れ

微笑みながらキスしょうとする男女

セクキャバの接客の流れを簡単にまとめると下記のようになります。

①お客様と対面
②雑談
③お客様の膝の上に乗る
④接客終了

1)お客様と対面

セクキャバはマンツーマンでの接客のため、お店にボックス席が用意されています。ボックス席に座る前に、まずはお客様にご挨拶と軽く自己紹介をします。
「〇〇(源氏名)です。よろしくお願いします♪」というように簡単に挨拶をした後、お客様の横に座って体を密着させます。

2)雑談

基本的にお客様はお酒を飲まれます。お店によって異なりますが、女の子はお酒を飲んでも飲まなくても構いません。お店によっては女の子の飲酒は禁止しているケースもあります。
お客様はイチャイチャしてくるので、会話は軽くする程度でOKです。

3)お客様の膝の上に乗る

お客様を見つめながら「膝に乗ってもいいですか?」と聞きましょう。お客様はすぐにOKすると思うので、膝の上に乗って対面座位の状態になったらサービス開始です。このときに上半身を脱いで、触らせてあげたりキスをしたりします。

4)接客終了

時間がきたら接客終了です。
スタッフが来てお客様に延長するか確認をするので、もし延長の場合はそのままサービスを続けます。延長しない場合はお客様とはお別れとなります。

基本的にセクキャバはこうした流れで接客をしていきます。

セクキャバのシステム

シャンデリア

セクキャバには、大きく分けて2つのシステムがあります。
それぞれのシステムについて、少し詳しく見てみましょう。

オールダウンタイム制

オールダウンタイム制を導入しているお店は、下半身へのお触りが常にOKな状態です。このダウンタイムのダウンとは、店内の照明が暗い=ダウンからきています。

オールダウンタイム制のお店で働くメリットは、会話やお酒が苦手であまり考えずにお仕事したいという女の子には向いている点です。デメリットとしては、下半身を触られる時間が長く、指入れOKのお店が多いため、人によっては体的にツライかもしれないというところ。

ハッスルタイム制/

ハッスルタイム制を導入しているお店は、決められた2~3分(=ハッスルタイム)だけ女の子が膝の上にまたがって自由に女の子に触ることが許されています。それ以外の時間は、お酒を一緒に飲んだり会話をしたりするのが特徴です。

ハッスルタイムでは、照明が暗くなりディスコのようにBGMが鳴り響き、周りの視線を気にすることなくサービスが行えます。お店によってハッスルタイムの時間や頻度はバラバラで、1セットに2~3回ある場合もあれば、1セットに1回で10分間の場合などもあります。

また、ハッスルタイムの呼び方は他にもあります。
お店によって、ダウンタイム、ショータイム、ダンシングタイム、サービスタイム、イチャイチャタイムなどさまざまです。

ハッスルタイム制のお店で働くメリットは、お客様にあまり触られずに働けること。デメリットとしては、少しトークスキルが必要でお酒を飲むこともあるため、接客として意識する必要があることでしょう。

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セクキャバのお給料の相場

封筒に入ったお金、お札、札束、10万円

セクキャバは時給制で、4,000~6,000円くらいが相場です。地方のお店だと、この金額から大体マイナス1,000円くらいになります。

入店したての新人期間は、フリーの席で2~3人の女の子が交代で接客します。1人のお客様に対して10分程度の接客なので、それをくり返すだけでこのお給料を貰えるのは魅力的ではないでしょうか。

また、デリヘルやソープなどの完全歩合制とは違い、確実にお給料が貰えるので収入に波があるという不安もありません。

最初は最低時給からのスタートですが、本指名(場外指名)・場内指名・ドリンクの注文などがあれば、それが金額の50%を目安にバックとしてお給料に上乗せされます。

頑張れば頑張るほどお給料が上がるので、やりがいがあるお仕事です。

お給料の支払い方法

セクキャバのお給料の支払い方法は、全額日払い制と週払い制の2つがあります。
短期ですぐにお金が欲しいなら日払い制、生活に余裕がある場合などや手数料を抑えて少しでも多く貰いたいなら週払い制にするのがおすすめです。

基本的に自分自身の生活に合わせて、お給料を受け取るタイミングを決めることができます。日払い制から週払い制へ変更することも可能ですが、短期間に何度も変更するのは手続きが大変なためお店としても面倒な女の子になってしまいます。あらかじめ、どちらの方法でお給料を貰うか決めておくと良いでしょう。

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セクキャバの面接はどんな感じ?

頬に手を当てて遠くを見るツインテールの女性

セクキャバの面接は、お店の近くの喫茶店で行われたり、そのままお店の中で行われることが多いです。

面接はとびきり可愛い容姿でなくても採用されることが多いです。もし自分自身で普通やブスだと思っていても、バストがあれば落とされることはあまりありません。スタイルは細身がベストですが、ぽっちゃりでも働くことはできます。

セクキャバで働いている女の子の年齢は10代~30代前半が多く、40代以上になると少し厳しいのが現状です。

面接で聞かれること

セクキャバの面接で質問される内容は、大体は下記の内容が主になります。

  • セクキャバで働いたことはありますか?
  • どの求人情報を見ましたか?
  • スリーサイズ
  • 現在の職種
  • 稼ぎたい目標金額
  • 週に何回シフトに入れますか?
  • タトゥーは入れていますか?
  • 顔出しはOKですか?
  • 結婚していますか?
  • 希望する源氏名

いずれもお店としては必要な内容です。

採用してもらおうと嘘をつくのはNGですよ!
たとえば本当は週2日しか入れないのに週5日入れますと言ってしまうと、もし採用されてもシフトに入れないためお店もあなた自身も困ることになります。

面接では嘘は言わず、正直に答えましょう。
職種などを答えるのは抵抗がある方もいるかもしれませんが、会社名などを言う必要はなく、「一般事務です」とか「オペレーターです」などざっくりとした仕事内容で大丈夫です。

セクキャバに講習はあるのか?

面接を受けて無事に採用されて入店となると、気になるのは「男性店員による実技講習があるか」という点ですよね。

セクキャバでは実技講習はありません。
マニュアルを見るか、口頭で説明されるだけなのでご安心ください。

他の風俗業と違って覚えることは少ないですが、良いサービスをするためにも採用されてからもメモとペンは持ち歩くようにしましょう。

体験入店するのがおすすめ

採用されてそのまま入店しても良いですが、せっかく働くのなら実際に体験しないと分からないことも多いため、体験入店することをおすすめします。

いざ入店してみて面接で聞いていたことと違った!なんて事態も避けられますし、お店や他の女の子たちの雰囲気も分かります。

制服・ドレス・コスプレなどの衣装はお店で貸してもらえるので、体験入店できる期間ギリギリまで体験してみると良いでしょう。

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他の風俗業とは違うセクキャバの特徴

人差し指を立てるえんじ色のハイネックを着た女性

ここまでセクキャバについてご紹介してきましたが、他にもセクキャバの特徴があります。

チップが貰えることがある

セクキャバは通常のお給料とは別に、お客様からチップを貰えることもあります。
チップをたくさん貰えればそれだけ懐が潤うので、女の子にとっては嬉しいところ。ただ、チップを渡すお客様としては、ただ単に女の子に気前よくお金を渡しているわけではありません。「チップを払ったからその分、いつも以上のサービスをしてほしい」という期待をしている人がほとんどです。

チップを貰ったからといって禁止事項などお仕事から逸脱した行為をすると、お店にも迷惑がかかります。お客様も「〇〇店はチップを払えば際どいこともやってもらえる」と認識してしまいます。こうした理由からも、チップを貰っても普段より優しくする程度が無難な対応と言えるでしょう。

稀に「チップを払ったんだからこれくらい良いだろ」と強引なことをしてくる男性もいます。その場合はすぐにスタッフを呼んで対処してもらいましょう。強引な行為を一度でも許してしまうと、そこからさらに過激になる可能性が高くなってしまいます。

同伴やアフターOK

セクキャバは他の風俗業と違い、同伴やアフターを推奨しているお店も多いです。
キャバクラの一種と考えれば、同伴やアフターがあっても当然と言えるでしょう。お客様を次に繋げるためには、同伴やアフターで仲を深めることはとても大切です。また、同伴は別料金が必要となるため、女の子の売上アップにも繋がります。

アフターの場合はお店側と金銭が発生しないのが一般的ですが、お店によってはアフター料金を徴収しているケースもあります。

同伴やアフターでは食事をすることがほとんどですが、なかには体の関係を求めてくる男性もいます。通常のキャバクラでもいるくらいなので、セクキャバだとさらに多いのは想像がつきますよね。

もちろんこれはお仕事内容に含まれず、同伴やアフターでお客様と体の関係を持つことはNGです。同伴やアフターでチップを渡してくるお客様もいますが、「あわよくば」と思っている場合が多いです。お店の外でのやり取りになるため、お客様も強気でくる場合もありますが絶対に拒否してください。どうしても難しい場合はお店やスタッフに電話連絡などをして対処してもらいましょう。

LINE・営業メールがある

お店によって異なりますが、女の子がお客様にLINEやメールでの営業を行うところもあります。逆に連絡先交換を禁止しているお店もあるので、営業はしたくないという方は事前に確認をしておくことをおすすめします。

風俗嬢でも確定申告って必要なの?

頬に手を当てて悩む学生、女性、?

この時期になるとよく見聞きする「確定申告」という言葉。皆さんはご存知ですか?
確定申告を行って税金を納めることは国民の義務であり、風俗嬢も例外ではありません。

しかし、「確定申告ってよく分からない」「面倒だし別にいっか」「他の子も申告してないから私もしていない」などの理由で、確定申告を行っていない人もいます。じゃあ私もやらなくて良いかな、なんて思ったあなた!申告を怠るとペナルティが待っていますよ?

確定申告とは何か、申告しなかったらどんなペナルティがあるのか等についてご説明していきます。

確定申告とは

簡単に説明すると、前年の1月1日~12月31日までの間に発生した所得金額を集計し、税務署に申告する手続きのこと。書類作成の際に、年収から計算した所得税の額も申告することになります。

つまり、「私の年収は〇〇〇円で、所得税は△△円です。国に納めます。」という申告です。

しかし会社勤めをしている人は、確定申告を行う必要はありません。
会社が毎月、社員の給与から税金を徴収し、代わりに納税してくれているからです。そのうえ税金の誤差などの精算も年末調整で行ってくれるので、副業などをしていない限り会社員には申告の義務は無いのです。

でも、風俗嬢は異なります。
風俗店は基本的にキャストを社員として雇い入れしておらず、女の子を個人事業主として契約しているのです。そのためお店から受け取る報酬からは、厚生年金・健康保険・住民税などの社会保険料や税金が引かれていないはず。

これらが天引きされていないということは、納税の代行をしてくれていないということです。つまりそれは、女の子を社員として雇っていないという証拠でもあります。

このように、風俗店で働いている女の子は自営業の人と同じような扱いとなっているため、自分自身で確定申告を行う必要があるのです。

風俗のお仕事で経費になるもの

経費になるもの

当然ながら、収入が多い人ほど国へ納める所得税の金額も増えます。
ここで気をつけたいのは経費の存在。年収=すべて利益とは言えません。いくら所得があっても仕事にかかった経費が多ければ、手元に残る利益は少なくなります。所得税を計算する際にも、収入から経費を引いてから計算が行われます。

そのため、きちんと経費を計算しておけば納める税金も少なくなるのです。
たとえば

  • 下着、ストッキング、ドレスなどの衣類(消耗品)
  • ローション、コンドーム、タオルなど仕事に必要な備品(消耗品)
  • 仕事用の携帯電話(通信費)
  • プレゼント代、食事代など顧客との付き合い(交際費)
  • 電車代、タクシー代など移動にかかる費用(旅費交通費)

主にこのようなものが経費として認められます。

しかし上記に挙げたものと同じものであれば、すべてが経費に分類されるとは限りません。あくまでも私用部分を除いた『仕事のためだけに使ったお金』のみが経費に該当します。

領収書は保管しておこう!

確定申告を行うときに経費として認めてもらうためには、お金を使った証明として領収書が必要になります。そのため、支払いの際には領収書をきちんと発行してもらい、自宅でしっかり保管しておきましょう。

しかし、なかには結婚式やお葬式など、お金を使っても領収書が発行されないケースもありますよね。これらの場合は、招待状や礼状などを保存して金額をメモしておけば、領収書の代わりとすることが可能です。

ただ注意したいのは、私用での利用はNGということ。
つまり、親戚や友人の結婚式などは該当しません。あくまでも仕事上のお付き合いでの出費に限り、交際費として計上することができるのです。

稼いだ金額と経費は帳簿に記録しておく

確定申告を行うためには、領収書をきちんと保管しておくと同時に帳簿に記録していかなければいけません。帳簿専用のソフトなども存在しますが、個人での申告の場合はそんなに難しく構える必要はありません。

  • 〇年△月✕日
  • その日に稼いだ金額
  • 経費として使ったお金
  • 領収書の貼りつけ

ノートなどを用意して、このようにお金に関する記録を日付ごとに分けて整理します。家計簿やお小遣い帳をつけていくような感覚で大丈夫です。

作成した帳簿は確定申告時に税務署へ提出する必要はありませんが、申告してから7年ほど手元に保存しておく義務があります。レアなケースですが、税務署から「過去の帳簿を見せてください」と言われることがあるからです。

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確定申告の方法

確定申告

風俗嬢は個人事業主であり確定申告を行う義務があること、確定申告の準備方法については理解できたけど実際どうやって申告するの?という方もいますよね。
確定申告の方法について、ご紹介していきましょう。

白色申告と青色申告の違い

個人事業主が行う確定申告には、白色申告と青色申告の2種類が存在します。

白色申告:初心者でも簡単。あまり儲かっていない人におすすめ
青色申告:書類が多く難しい。その分、税金の優遇措置が適用されるため稼いでいる人ほどお得

ざっくりですが、このような感じに分かれています。

白色申告の場合、前述した帳簿についても家計簿やお小遣い帳レベルのものでOKです。優遇措置が無い分、素人にも優しい内容の申告方法です。

しかし、青色申告を利用する場合はそれなりにハードルが上がります。
青色申告をする予定であれば、まず税務署に事前に届出をする必要があります。そして、帳簿についても本格的な勘定項目を使った記入方法を取らなければいけません。

これは複式簿記と呼ばれる方法で、実際に企業や税理士などが使っている正式な帳簿の付け方です。商業系の学校を出ていたり、簿記の資格を持っている人なら問題ありませんが、何の知識も無い人には難しい作業と言えるでしょう。

確定申告書の職業欄の書き方

確定申告の書類には、職業欄という欄があります。
ここの書き方に迷う方も多いと思います。でも、職業欄に「風俗嬢」とハッキリ書く必要はありません。『接客業』と記入するだけでOKです。

そもそも職業欄は、確定申告をした個人の職業について正確に把握することを目的としているもではありません。確定申告のデータから、国がざっくりと統計を取るためのものです。そのため、税務署の方もあなたのお仕事内容について詳しく聞いてくる気はありませんし、そこから誰かに個人情報が漏れるという心配もありません。

税務署の人にとって重要なのは、きちんと確定申告をして納税をしているか?ということだけなのです。

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風俗嬢でも確定申告を行う必要がある理由

ノースリーブの女性

風俗のお仕事をしているなら、ほとんどの人が確定申告をする必要があります。

  • 会社に雇用されている
  • 年間の合計所得が38万円以下
  • 副業での収入が20万円以下

このような一部の人は、確定申告をする必要はありません。

風俗嬢は原則、個人事業主扱いなので社員には該当しません。また、年間の所得が38万円以下ということは、月3万円ほどの稼ぎということになりますが、こちらもほとんどの方が該当しないでしょう。

もちろん、昼職などをしていて副業として風俗嬢をしている場合、風俗で年間20万円以下の収入であれば確定申告はしなくてOKです。しかし風俗のお仕事をしていて、月1~2万しか稼いでいないという女の子は珍しいでしょう。

無申告・脱税ってバレる?

高い確率でバレます。

しかし、確定申告をしていない、納税もしていない、という友だちや知り合いがあなたの周りにもいるかもしれません。そんな人はたまたまバレていないだけです。

2016年にマイナンバー制度が導入されたことにより、個人の収入について国が把握しやすくなりました。もし脱税の事実が判明すれば、加算税や延滞税などのペナルティが課されます。

また、確定申告の未申告や脱税の発覚の原因として、意外に多いのが身の回りの人から税務署へのリークです。「〇〇さんは脱税をしている」と連絡が入れば、税務署は市民からの情報を無視できません。

脱税が調べられるのは大金持ちだけ、自分には関係ない、なんて思っていたら大きな間違いです。あなたも税務署に調べられて困らないように、きちんと確定申告を行うようにしましょう!

最後に

白いハットを被った笑顔の女性

いかがでしたか?
今回は、セクキャバのお仕事内容について詳しくご紹介しました。

ご紹介したとおり、セクキャバはソフトなサービスで高収入を稼げるお仕事です。あまりハードなプレイはしたくない、風俗未経験で不安、本番強要などのリスクを減らしたいという方は、セクキャバを検討してみるのも良いと思います。

また、季節がら確定申告についても詳しく解説しています。
基本的に風俗嬢は個人事業主の扱いのため、確定申告を行う義務があります。無申告・脱税は高い確率でバレますし、大きなペナルティを課されることになります。

確定申告の時期になってから焦って準備すると「あの領収書どこいった!?」なんて慌てることになりかねません。面倒だからと後回しにせず、毎回きちんと帳簿をつけたり保管しておくことで、後々の手間も省けますし自分自身も困りませんよ。

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