たまたま入ったピンサロ店で恐怖の面接体験談(N子さん19歳)

恐怖の面接体験談ピンサロ店(N子さん19歳)

皆さんは、どのような理由で風俗バイトをはじめようと考えましたか?すでに働いている方は、どのタイミングで働こうと決めましたか?それって人それぞれですよね。お金がない、奨学金や借金の返済のため、老後など将来のために貯金したい、ハイブランドの物を買いたい、など本当にさまざまです。

でも、明確な理由があって風俗業に足を踏み入れた人ばかりではありません。
なんとなく、他にやりたいことがなくて、とりあえず稼げたら何でも良かった、それも立派な理由だと思います。

しかし、それでも風俗店選びは重要です。
適当に選んだがばっかりに、まさかこんな恐怖体験をするなんて・・・。

今回は、19歳N子さんがたまたま見かけたピンサロ店で遭遇した恐怖の面接体験談をご紹介いたします。

恐怖の面接体験談

奨学金で入った大学で、どうしようもない男と出会いました。
それまで中学高校と女子高だった私にとって、そのどうしようもない男は刺激が強くて、すぐにハマってしまったんです。流れるまま付き合って、気がついたら結構貢いでて、そしてまた気がついたら私が一人暮らししているマンションに転がり込んで来てて実質同棲してました。

もちろん彼が家賃などのお金を払うわけもなく、どんどんお金が無くなっていきました。バイトしてたけど全部生活費とかに消えていくし、彼の分も増えて1人で2人分なんて学生のバイトじゃかなり厳しいわけで。

苦しくなっていく生活に頭を抱えながら、彼と別れるという選択肢すら思い浮かびませんでした。

たまたま歩いた路地で出会ったおじさん

そんな日々に鬱々としていたとある雨の夕方、「雨じゃなくてお金が降ってきたらいいのに」とか思いながらボーっと路地を歩いていました。そこにあったお店の前で立ち止まって、まだ電気の点いていない看板を見上げていると、60代くらいのおじさんが出てきてお店の前を掃除しはじめたんです。

そのお店はピンサロ店でした。たまたま遭遇したけど、お金が欲しいし働こうって思ったんです。それで、そのおじさんに声をかけました。

「ここで働きたいんですが」
掃除をしていたおじさんは「面接希望?あー・・・じゃあ今から店の中見てみる?」とお店の中に入れてくれました。

ピンサロの面接がはじまった

お店の中は少し細い縦長になっていて、内装はちょっと古びた感じでした。
受付があり、その先に進むと接客スペースがありました。ワンフロアにいくつか接客スペースがあって、簡単な仕切りがされてあるだけ。簡素なテーブルと大きめの二人掛けのソファがありました。

その接客スペースを通り過ぎて、おじさんに案内されるまま奥の事務所に入りました。

事務所には、会議室にあるような長机とパイプ椅子があり、壁はコンクリートがむきだし状態。老舗と言えば聞こえは良いけれど、お世辞にもキレイとは言えませんでしたね。

椅子に座ると、おじさんが説明を始めました。
「こういう仕事って初めて?」
「はい」
「んーそっか。うちは夕方6時から夜12時までで、時給は2,500円ね。指名されたら指名料600円が付くから。基本的に当日手渡し。領収書は毎回書いてもらって。」

もっとなんかこう色々聞かれるのでは?と思ってたのでちょっと拍子抜けでした。

勝手にどんどん進む面接

ポカンとしていたら、そのままおじさんは説明を続けました。

「仕事内容は・・・てか分かってると思うけどここピンサロ店ね。ピンサロって知ってる?」
「まぁなんとなくは・・・」
「んー、基本的にはさっき通ってきたとこにソファあったでしょ?あそこでお客さんの相手をするんよ。1人のお客さんに30分が基本ね。最高2時間まで延長があるけど、まぁそこまで延長するお客さんってほとんど居ないから。」
「はぁ・・・」
「で、フェラとか手でお客さんに射精してもらって、おしぼりできれいに拭いてあげる。飲んでもいいけど、おしぼりに吐き出して良いから。
クンニとか69はしていいけど、本番は禁止。胸も直接触らせてあげていいけど、外に見せないようにしてね。お客さん以外にアソコが見えないようにも注意して。あとお店の外でお客さんの勧誘は禁止。あ、同伴も禁止ね。」

怒涛のように進む説明に少し眩暈を感じつつ、やっとの思いで質問をしてみました。

「あの・・・服装とかってどうすれば良いですか?」
「お店で貸せるのもあるけど自分で好きな服着て良いよ。あ、でもワンピースかスカートね。」

え、これって面接っていうかもうすでに採用ってこと?まだ10分くらいしか経ってないよね?とかグルグル考えてしまい、ちょっと沈黙が続いたら、おじさんが次に発した言葉にさらに「???」状態に。

面接が終わって・・・

状況が飲み込み切れずに黙っていると、おじさんが
「このあとまだ時間ある?体験できるけど?」
と聞いてきました。

「え、今からですか?」
「うん、時間あるなら。体験してみんと分からんやろうし。」

少し悩みましたが、風俗バイトって体験入店があるじゃないですか?風俗で働いたことないし、とりあえず体験入店できるならちょっとやってみてから考えようかなって。

それで、「・・・じゃあ、お願いします。」と答えました。

「じゃあ衣装貸すから着替えてねー」と言われ、更衣室に案内されました。
ちょっとぶかぶかの胸元が開いたピンクのドレスに着替えたら、おじさんに接客スペースに案内されました。

体験ってそっちの体験!?

ソファに座ると、テーブルに小さいカゴに何個か入ったおしぼりが用意されていました。

特に予定もなく、ぶらぶら歩いていただけだったし、体験入店してみてからって思ったけど・・・。そもそも体験入店って、実際の営業時間にするもんじゃないのかな?と迷いが出てきました。

「あの、体験入店って今ですか?」
「え?」
「普通は営業時間に実際のお客さんにつくのかなって・・・」
「あー、はいはい。いま僕がお客さん役やからね。」

って言われて思考が停止しました。
え?なに?どういうこと?このおじさんたぶん店長かなんかよね?店長で体験ってこと?いやいやいや!それっていわゆるセクハラ講習的なやつでは?

「え!ちょっと待ってください!」
「なに言ってるの?もう体験始まってるよ?ちゃんとせな」
「いや、でも、体験入店って・・・」
「体験してみるか?って聞いたでしょ?」
「え・・・あ・・・え・・・?」

たしかに、体験入店とは言われなかったんですよね・・・。
つまり、勝手に勘違いしたのが悪い、体験って言ったでしょってことですよ。

言い返せないし、お店にはおじさんと二人きりだし、着てきた服も荷物も全部更衣室だし、逃げようがなくて。

店長らしきおじさんの手が胸元から入って揉みしだかれ、キスやクンニだけでなく指入れもされてほんと最悪・・・。体験と称しているので、もちろんフェラや手コキで最後までやらされました。

その後・・・

本番されなかったのは不幸中の幸いでしたね。
地獄の体験が終わり、泣きながら急いで着替えて逃げるようにお店から出ました。個人情報も何も渡していなくて本当に良かったです。

結局、元をただせばクズすぎる彼氏が問題だったんで、次の日くらいに別れました。殴られたりするかな?とか考えたけど、案外あっさり別れてくれましたね。たぶん他にも女がいたんじゃないですか。

あれから随分経つけど、例のピンサロ辺りには近づいていません。
フラッシュバックしてとかじゃないけど、やっぱり気分は良くないので。

たまたま通りかかったからとか、ほんと適当にお店選んじゃダメですね。どれだけ落ち込んでるときだとしても、働くお店はちゃんと探した方がいいです。
体験談でこの話をするのも実はちょっと抵抗があったけど、同じような被害に合う女の子が少しでも減ったら良いなと思って。私みたいに考え無しに行動する人は少ないかもしれないけど、落ち込んでるときとかって思考低下するから・・・。この話を見ている人は、絶対ちゃんと風俗の求人サイトとかでしっかり調べた方が良いですよ!

最後に

本番行為をされなかったのは不幸中の幸い・・・とはいえ、本当に恐ろしい面接体験談でした。

たまたま入ったお店とはいえ、まさかこのような悪質な面接・体験(講習)を行っているとは思いもよらないですよね。もちろんすべてのピンサロ店・風俗店がこのような悪質行為を行っているわけではありません。N子さんが言うように、風俗バイトは最初のお店選びが肝心なのです。

また、こうした悪質な行為をする男性は、気の弱い女の子、風俗業界が未経験の子など、押しに弱そうなタイプを狙うという話も耳にします。自分自身を守るためにも、事前に知識を付けて、ちょっと強気でいくくらいで面接に挑みましょう!

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